岸田総理大臣は、訪問先のサウジアラビアで、湾岸諸国6カ国が加盟するGCC=湾岸協力会議とのFTA=自由貿易協定の交渉再開で合意しました。篠原官邸キャップの報告です。
篠原官邸キャップ:
2009年以来、中断していたFTA交渉。経済界からの強い要望を受けて今回、岸田総理とGCC幹部が、来年からの交渉再開で合意しました。サウジアラビアなどが加盟するGCCをめぐっては、中国や韓国とのFTA交渉再開の動きがあり、日本の経済界が危機感を抱いていました。日本側は、主力の自動車輸出に対する5%の関税の撤廃を求める構えで、実現すれば、中東との経済関係の深まりが期待されます。また、岸田総理は、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、脱石油依存を目指すサウジアラビアが関心を強めるアンモニアや水素といったエネルギー分野などで、日本の技術を活用して、抜本的に協力を深めることで一致しました。同時に、外交安全保障面でも、連携強化に向けた外相級の戦略対話の設立で合意しました。岸田総理としては、産油国サウジアラビアとの多層的な関係を強化することで、ウクライナ情勢で不透明感が増すエネルギーの安定供給の確保を狙います。
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