岸田総理大臣は20日に福島第一原発を訪問すると発表しました。原発処理水に関しては「判断すべき最終段階に至っている」と述べるなど、月内にも海洋放出を開始する考えです。
岸田総理大臣:「20日に福島第一原子力発電所を訪問することを予定しております。廃炉を着実に進め、福島の復興を進めていくためにALPS処理水の放出は先送りできない課題であります」
岸田総理は訪問先のワシントンで報道陣の取材に応じ、「漁業への影響を可能な限り抑制する観点などを踏まえ、国として判断すべき最終段階に至っている」と述べました。
また、風評被害などを懸念する全漁連の会長とも近く会談する考えを示しました。
一方で、放出開始の時期については「現時点でコメントは控えたい」と述べるにとどめました。
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