参政党が懲罰委員長ポスト 除名や登院停止など議論 過去には著名人議員が懲罰【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年8月1日)

  • 2025.08.01
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参政党が懲罰委員長ポスト 除名や登院停止など議論 過去には著名人議員が懲罰【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年8月1日)

 参議院選挙で躍進し、15議席となった参政党に委員長ポストとして懲罰委員長が割り当てられました。過去に参議院の懲罰委員会では、ガーシー議員の除名やアントニオ猪木議員の登院停止30日などが可決されています。

■過去には著名人議員が懲罰

参政党 神谷宗幣代表(参政党YouTubeから)
「結局、間違った判断も次の良い判断につながるのであれば必要なプロセスだから、間違うことを恐れる必要はない」

 参院選後も精力的にSNSで発信を続ける神谷代表。衆参通じて初めてとなる委員長ポストは…。

自民党 石井準一参院国対委員長
「参政が懲罰(委員長)という形」

 「懲罰委員会」とは国会の自律権に基づき、議員の懲罰に関する事柄を審査する委員会です。過去には。

NHK党(当時) ガーシー(本名・東谷義和)氏
「ちゃんと(国会に)行きたい気持ちはあるけれども、ここ最近の一連の事件とかも含めて今帰るのは正直怖いです、僕は」

 初当選以降、一度も国会へ登院していなかったガーシー議員に対し、懲罰委員会が開かれました。一度は、軽い方から2番目の「議場での陳謝」の処分が下されましたが、その後も国会に登院せず…。

懲罰委員会 鈴木宗男委員長
「議員ガーシー君を国会法第122条第4号により、除名すべきものと決定しました」

 結果、1951年以来、72年ぶりに最も重い除名処分となりました。

日本維新の会 アントニオ猪木参院議員(2013年11月)
「元気ですかー!元気があれば何でもできる。元気があれば27回目の訪朝もしました」

 国会の許可を得ずに北朝鮮を訪れたアントニオ猪木議員。

懲罰委員会 北沢俊美委員長
「議員アントニオ猪木君に対し、国会法122条第3号による30日間の登院停止の懲罰を科すべきものと決定」

 猪木議員には、2番目に重い30日間の登院停止処分が下されました。

アントニオ猪木参院議員
「今回の処置について、真摯に受け入れさせてもらう」

 衆議院でも…。

 松浪健四郎議員が当時の森内閣に対する不信任決議案で反対討論を行っている際に、ヤジを飛ばした議員に水を掛け25日間の登院停止。

■神谷代表「腹決め決断」

 議員の処分を決める重要な役割を担う懲罰委員会ですが、懲罰動議が出されない限りは委員の異動や理事の選出でしか開かれない委員会でもあります。

神谷代表(参政党YouTubeから)
「もう、だって参政党のことでも、日々何十、何百の決断をしないといけない。私がね迷っていたら物事進まないので、だからいかにもう、腹決めてやるかだと」

 参政党は人選を進め、1日に召集の臨時国会で懲罰委員長を選出する予定です。

(「グッド!モーニング」2025年8月1日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

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